継父「なつかないので暴行」…12年前虐待死
東京都新宿区で約12年前、生後11か月の桜井亜衣ちゃんが虐待を受けて死亡した事件で、継父の堀田伸輔容疑者(42)(傷害致死容疑で逮捕)が警視庁の調べに対し、「なつかないので暴行した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。
警視庁は、亜衣ちゃんが児童相談所から家に帰ってきたことをきっかけに虐待を始めたとみている。
捜査関係者によると、堀田容疑者は2006年に亜衣ちゃんの母親と結婚し、別の男性との間に生まれた三女の亜衣ちゃんの父親になった。
同6月、母親の体調不良を理由に亜衣ちゃんは児相に保護され、乳児院で育てられた。
一時帰宅したのは約半年後の同12月15日。
児相は堀田容疑者と母親に面談したり、家庭訪問したりして様子を確認し、育児に問題がないと判断した。