厚労省、飲食店原則禁煙を修正 小規模は例外
他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙の防止強化策を検討している厚生労働省は、原則建物内禁煙を目指していた飲食店のうち、小規模店を例外にして喫煙を認める方向で調整していることが8日、分かった。
飲食店業界の反対を受けて後退した。今後自民党などに提示して詳細を調整する。
厚労省は、例外を認める修正案を二つまとめた。
案1は、未成年の利用が想定されないキャバレーやバー、スナックなど、30平方メートル以下の小規模店が対象で、店頭で注意を表示し、換気設備の設置を条件に喫煙を認める。
案2は、これに加え、小規模な居酒屋や焼き鳥屋、おでん屋についても喫煙を認める。