裏口入学リスト、受験生の重要度でランク3種類
文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件に絡み、東京医科大学(東京)の臼井正彦前理事長(77)が数年前、不正合格させる受験生の名前などが記された「裏口入学リスト」の中から重要度に応じて特定の受験生を指定し、点数のかさ上げを指示していたことが関係者の話でわかった。
東京地検特捜部は、前理事長の主導で不正入試が繰り返されていたとみて捜査している。
関係者によると、数年前の裏口入学リストには受験生と受験番号、親や親類の名前が記されていた。
受験生の親族らと同大の関係などを踏まえ、臼井前理事長の判断で重要度に応じて3種類のランクに分類されていたという。
同大の入試は、マークシート式などによる1次試験と小論文などの2次試験に分かれ、学長ら10人弱のメンバーで構成される入試委員会が小論文の採点を行って合格者が決まる。
臼井前理事長は学長を務めていた2008年10月〜14年6月当時、一部の委員にリストを事前に手渡し、重要度の高い受験生を指定して点数を加算させていたという。
東京地検特捜部は、前理事長の主導で不正入試が繰り返されていたとみて捜査している。
関係者によると、数年前の裏口入学リストには受験生と受験番号、親や親類の名前が記されていた。
受験生の親族らと同大の関係などを踏まえ、臼井前理事長の判断で重要度に応じて3種類のランクに分類されていたという。
同大の入試は、マークシート式などによる1次試験と小論文などの2次試験に分かれ、学長ら10人弱のメンバーで構成される入試委員会が小論文の採点を行って合格者が決まる。
臼井前理事長は学長を務めていた2008年10月〜14年6月当時、一部の委員にリストを事前に手渡し、重要度の高い受験生を指定して点数を加算させていたという。