先輩から「黙っといてよ」、巡査が事故を見逃す
和歌山県警和歌山北署の20歳代の男性巡査が8月、知人の男(30)の交通事故を意図的に見逃したとして、県警監察課などが犯人隠避容疑で事情聴取したことが21日、わかった。容疑が固まり次第、書類送検する方針。
県警によると、巡査は非番だった8月30日夜、私有車を運転中、和歌山市内の路上で、前部が大破し、停車していた車両を発見した。
運転していた男は中学時代の先輩で、事故を起こしたことを巡査に告げ、「黙っといてよ」と依頼。巡査は警察に通報せず立ち去った。
男はその後、車を置いたまま逃走。通行人が車を見つけ、110番通報した。
県警が周辺の防犯カメラなどを調べると、巡査の車が近くを走行していたことがわかり、事情を聞いたところ、事故を見逃したことを認め、「警察官としてあってはならない行為だった」と話しているという。
県警によると、巡査は非番だった8月30日夜、私有車を運転中、和歌山市内の路上で、前部が大破し、停車していた車両を発見した。
運転していた男は中学時代の先輩で、事故を起こしたことを巡査に告げ、「黙っといてよ」と依頼。巡査は警察に通報せず立ち去った。
男はその後、車を置いたまま逃走。通行人が車を見つけ、110番通報した。
県警が周辺の防犯カメラなどを調べると、巡査の車が近くを走行していたことがわかり、事情を聞いたところ、事故を見逃したことを認め、「警察官としてあってはならない行為だった」と話しているという。