死んだはずのクマが反撃…ハンターがケガ
北海道の白糠町の山林で6日午前、ハンターが出くわしたクマを射殺した。
クマの反撃にあい、ハンターもケガをしたという。
地面に横たえられた1頭のクマ。男性ハンターを襲ったクマで、体重は100キロ以上とみられる。
6日午前8時頃、白糠町の山林でシカ猟をしていた男性ハンター2人が、親グマと子グマ2頭に遭遇した。
銃を発砲したところ命中し、親グマは倒れたという。
ところが時間をおき、2人がクマを確認しに近づいたところ、そのクマが襲いかかって来たのだ。
居合わせたハンター「(発砲後)しばらくたってから見に来たときに、ぐったりしていたので、車から降りて様子を見ていたら、(クマが)わっと起き上がってきて、ガイドハンターさんがケガされた。引きずられていたので私が撃った」
襲われたハンターは手と足にかみつかれ、病院で手当てを受けた。軽傷だという。
現場は白糠町の市街地から約20キロほど山林に入った付近。
4日には6日の現場から10キロほど離れた同じ白糠町内の山林でクマに襲われた男性が遺体で見つかるなど、近辺ではクマの出没が相次いでいた。
警察や役場では、今回のクマとこれまで目撃されたクマとの関連などを調べている。