中山忍、アイドル引退の真相 大物タレント“無茶ぶり”きっかけ「傷つきました」
女優の中山忍(45)が19日放送のフジテレビ「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(水曜後10・00)に出演。27年前にアイドルを引退するきっかけになった大物タレントの一言を明かした。
中山は、姉・中山美穂(48)を空港まで見送りに行った際にスカウトされて芸能界入り。88年、15歳の時に「中山美穂の妹」として鳴り物入りでアイドルデビューした。
姉の人気も手伝って、バラエティー番組に引っ張りだこの状態だったが、当時は「心の中で違和感がずっとあって。どこに行っても“中山美穂の妹”で…」と姉と比較されることにコンプレックスを感じていたという。
27年前、ものまね四天王が司会を務める番組に出演した時のこと。事務所側から「姉の話題はNG」との通達が回っていたにもかかわらず、清水アキラ(64)がアドリブで「お姉ちゃんいたよね?誰だっけ?お姉ちゃんのものまねをして」と無茶ぶりしてきたという。
「妹って言われるだけでも嫌だった時代に…。ものまねをするまで許してもらえない雰囲気だった」といい、「帰りのエレベーターの中で泣きながら『もうバラエティーには出たくない』って」と、心が折れた瞬間を振り返った。
結局この一件が、アイドルを辞める最後の一押しになったという。
この日、番組には張本人の清水が登場。27年前の番組を確認したところ、清水が「お姉さんいるの?中山?」と呼び掛ける場面があった。
「(美穂の)ものまねできるの?」と畳みかけたのは栗田貫一(60)だったが、それでも中山は「台本になかった姉のことを言われ、傷つきました」と告白。
清水は「心を傷つけて申し訳ないことをしてしまった」と謝罪していた。