北の子供「死の恐れ6万人」…栄養失調20万人
国連児童基金(ユニセフ)は30日、北朝鮮で約20万人の子どもたちが食糧不足による栄養失調に直面していることを明らかにした。
国連欧州本部で記者会見したユニセフ当局者は、このうち約6万人の子どもたちは「死に至る深刻な栄養失調に陥る可能性がある」と懸念を示した。
国連安全保障理事会の制裁決議の影響による輸送ルートの制約などで、ユニセフなどの人道支援物資が届きにくくなっているという。
国民の約4割が栄養不足という深刻な食糧事情に加え、制裁に伴う燃料の高騰と不足で、衛生状態や医療環境も悪化しており、当局者は「立場の弱い子どもたちにしわ寄せが及んでいる」と指摘した。
国連欧州本部で記者会見したユニセフ当局者は、このうち約6万人の子どもたちは「死に至る深刻な栄養失調に陥る可能性がある」と懸念を示した。
国連安全保障理事会の制裁決議の影響による輸送ルートの制約などで、ユニセフなどの人道支援物資が届きにくくなっているという。
国民の約4割が栄養不足という深刻な食糧事情に加え、制裁に伴う燃料の高騰と不足で、衛生状態や医療環境も悪化しており、当局者は「立場の弱い子どもたちにしわ寄せが及んでいる」と指摘した。