実父が謝罪 男は中学生の頃から施設で生活
9日夜、走行中の東海道新幹線の車内で、刃物を持った男が乗客に切り付け、男性1人が死亡、女性2人が重傷を負う事件があった。
警察は愛知県岡崎市の無職・小島一朗容疑者(22)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
一方、愛知県内に住む小島容疑者の実の父親が10日朝、取材に応じ、遺族に対して謝罪の言葉を述べた。
小島容疑者の実父「取り返しのつかないことをしてしまって申し訳ありませんでした。今後につきましては、小島一朗(容疑者)ができる償いを彼にできる限り、心からの人生をそれを償うように生きてほしい」
実父や施設によると、小島容疑者は中学2年生の終わり頃から実家を離れて施設で生活し、実父が最後に会ったのは、2年ほど前だったという。
また、祖母やおじによると、小島容疑者は2年ほど前に勤めていた会社を退職した後、岡崎市の祖母の家に身を寄せた。
小島容疑者は家出を繰り返し、去年12月頃からは自宅に戻っていなかったという。