難病女児に「養護学校へ」、兵庫 教育委員が発言、差別と認定
兵庫県宝塚市の教育委員の男性(72)が今年6月、難病で人工呼吸器を使いながら市立小に通う4年女児(9)の母親に対し「養護学校の方が合っている」などと発言していたことが31日、分かった。
市教育委員会は一連の発言を差別と認定し、男性は7月に教育委員を辞職した。
市教委によると、男性は6月に小学校のオープンスクールを見学。
女児が教室で看護師の補助を受けている様子を見て、付き添っていた母親に「大変やね。環境も整っている養護学校の方が合っているんじゃないの」と発言した。
母親が女児の希望だと説明すると「本人はそうかもしれないけれど周りは大変でしょう」とも述べた。
市教育委員会は一連の発言を差別と認定し、男性は7月に教育委員を辞職した。
市教委によると、男性は6月に小学校のオープンスクールを見学。
女児が教室で看護師の補助を受けている様子を見て、付き添っていた母親に「大変やね。環境も整っている養護学校の方が合っているんじゃないの」と発言した。
母親が女児の希望だと説明すると「本人はそうかもしれないけれど周りは大変でしょう」とも述べた。