松井知事ら名指し4氏即火消し「逆恨みはやめてほしい」
焦点だった小学校の設置認可基準の緩和と国有地取得について、籠池氏は「政治家が関与したという認識だ」と説明。
次々と新たな政治家の名前を口にしていった。
まず名前が挙がったのが08年から09年まで大阪府議会議長を務めた畠成章氏。
学園が府に認可を申請した1カ月前の14年9月に死去しているが、小学校の構想段階から相談していたとし「松井一郎大阪府知事にお力添えしていただくよう、亡くなった畠氏にお願いした」と述べた。
松井氏は働き掛けを否定しており、両者の発言に食い違いが生じている。
さらに、大阪の国会議員ら3人の関与も主張。
規制緩和について維新の東徹参院議員、用地取得などで北川イッセイ前参院議員、自民の柳本卓治参院議員に声を掛けたという。
小学校設置認可申請を断念することになったことについては、松井知事に対して「九分九厘出来上がっていたのに(認可を)外された」と恨み節を繰り返していた。
次々と“爆弾”を投入した籠池氏だが、相手からは即座に打ち消された。
松井氏は「逆恨みはやめてほしい」とツイッターに投稿。
名指しされた国会議員からも「面識がない」「なぜ私の名前が出たのか」などと困惑する声が相次いだ。