横田めぐみさんへ母呼びかけ「生きてるうちに救出」
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん(失踪当時13)の母早紀江さん(82)が18日、国会内で支援者らが開いた集いで、めぐみさんへのメッセージを収録した。
父滋さん(85)は体調を崩して入院しており、早紀江さんは「お父さんもリハビリを頑張っています。私たちが生きているうちに救出するから、病気をせず頑張って」と語り掛けた。
集いで、早紀江さんは滋さんの近況を「新聞を読み上げるくらいに回復し、今は顔色も良くて、とても元気だ」と説明。
歩行のためのリハビリに毎日励んでおり、「めぐみちゃんと会える日まで頑張ろうね」と話しかけると、「うん、頑張る」と答えるという。
また、早紀江さんは米朝首脳会談などの北朝鮮情勢を念頭に「拉致されて40年以上頑張り、やっとここまで来た」と話し、被害者救出に向けて「(関係者は)心を一つにしてほしい」と訴えた。