村田男泣き世界王者 エンダムとの再戦はフジ今年最高20・5% 瞬間最高26・7%
22日にフジテレビで生中継されたボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦「エンダム×村田諒太」(午後8・14〜同9・30)の平均視聴率が20・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが23日、分かった。20・5%は同局の今年最高記録。
NHKの開票速報17・1%(後7・55〜9・00)、14・2%(後9・00〜10・00)を上回り、ダントツの横並びトップだった。
瞬間最高視聴率は午後9時4分の26・7%。各局が午後8時から衆院選開票速報の特番を一斉に報じる中、高視聴率を叩き出した。
「マイナビスペシャル村田諒太VSエンダム2」として放送。
この日は衆院選の投開票日ということもあり各局が選挙特番一色となる中、投票締め切りの午後8時頃に一度、出口調査による議席予測などの選挙報道に切り替え、その後に村田―エンダム戦を放送した。
試合は、村田が5月に不可解な判定負けを喫したWBA世界ミドル級タイトルマッチから155日目の再戦。
7回が終了すると、エンダム陣営から棄権の申し出があり、村田がTKOで決着。ミドル級では日本人2日目、日本人五輪メダリストとしては史上初の世界王者になった。
5月の村田―エンダム戦は平均17・8%(関東地区)だった。