患者中毒死 逮捕の元看護師「死刑も覚悟」
2016年、横浜市の大口病院で患者2人が相次いで中毒死した事件で、逮捕された元看護師の女が逮捕前の任意の聴取に対し、「死刑も覚悟している」という趣旨の話をしていたことが分かった。
大口病院の元看護師、久保木愛弓容疑者は2016年、入院患者の西川惣蔵さんの点滴に消毒液を混入させ殺害した疑いで7日、逮捕され、9日午前に送検された。
久保木容疑者は複数の患者に同様の犯行を繰り返したことを認めている。
捜査関係者への取材で、久保木容疑者は先月末から連日行われた任意の事情聴取に対し、「死刑も覚悟している」という趣旨の話をしていたことが新たに分かった。
警察は、久保木容疑者が点滴に消毒液を入れる手口で犯行を繰り返していたとみて調べを進めている。