吹石一恵「仕事しないのが妻の仕事」と福山ファンから批判
色白肌が映える白のノースリーブトップスに、同色系のワイドパンツ。出産後間もないとは思えない細身の体で、後ろで1つにまとめた黒髪がふわりと揺れる。
7月19日、都内で行われた新CM発表会に登場したのは、吹石一恵(34才)だ。
共演する男性が「すごくおキレイなかたで」と思わず顔を赤らめるほどの完璧なプロポーションと美貌には、報道陣からもため息が漏れるほど。
ただ、その日のイベントではメディア側に厳しい条件がつけられていた。
「数少ない表舞台への登場だけに、“夫”のことや結婚生活、子育てについて聞きたいと期待していたけど、会見前に主催者から“夫婦や子供などプライベートの話は完全NG”というお達しがあったんです。囲み取材もなく、報道陣からの質問も受け付けられなかった。司会者があらかじめ決められた質問をするだけで、会見終了と同時に吹石さんは舞台袖に下がってしまいました。週刊誌にいたっては会見場に入ることすらできなかった。妙に“夫”に気を使ったピリピリムードの会見でしたね」(取材した記者)
その夫とは、もちろん福山雅治(48才)のことだ。
2015年9月、「抱かれたい男ナンバーワン」だった福山と結婚。心に大きな痛手を負ったファンが続出し、「福山ロス」が流行語になった。
昨年12月に第一子を出産した後、吹石はわずか3か月で関西ローカル番組のナレーターとして復帰し、7月には大手食品メーカーの工場のオープニングセレモニーに登場。その後、『ドキュメント72時間』(NHK)でナレーションを務め、さらに今回のCM出演と立て続けに仕事をこなしている。
「お金に困ってるわけでもないのに、出産後すぐの仕事復帰をする必要ありますか!? 女性としては尊敬するけど、ましゃの妻としては失格ですよ」(46才主婦)
「結婚前よりも仕事多くないですか? 勝手なことを言わせてもらえれば、“仕事をしないことがましゃの妻の仕事”。顔を見ると、どうしても現実に引き戻されちゃって…」(54才主婦)
ファンの言い分は勝手だが、吹石自身もキャリアも実績もある女優であり、背負っているものは小さくない。
「吹石さんが所属するのは大阪を拠点とする芸能事務所で、稼ぎ頭の彼女にはなるべく働いてほしい。吹石さんとしても長年、お世話になっていて、結婚も出産も後押ししてくれた事務所に恩返しをしたいという思いが強い。事務所にオファーがあった仕事はできるかぎり受けたいという気持ちでしょう」(芸能関係者)
結婚を経て、改めて福山人気を再確認したというのは、あるテレビ局関係者だ。
「吹石さんが出演する番組やCMに起用する企業に、ファンからの問い合わせがかなり多いそうです。なかにはテレビ局に電話して、“吹石さんのCMを何時何分に流すんですか。姿を見るのはつらいので…”と言う人までいます。ネット上では《嫌がらせCM警報》と称し、吹石さんの出演CMが流れる番組を紹介するものまである。アンチも含め、それだけ世間の関心を集められるのはすごいことです」