「一緒に死ねる人いますか」自殺投稿、後絶たず
ツイッターなどの交流サイトを舞台にした子どもの犯罪被害が増加の一途をたどっている。
神奈川県座間市のアパートで昨年10月、9人の遺体が発見された事件では、ツイッター上の自殺志願の書き込みが狙われた。
自殺関連の書き込みは後を絶たず、警察庁や非営利組織(NPO)などが対策に乗り出している。
「千葉で車あります。一緒に死ねる人いますか」「中学2年の女です。手助けしてくれる人はDMまで」。
座間市の事件から半年近くがたった4月になっても、ツイッター上では自殺の手助けを求めるツイートが相次いでいる。中高校生とみられるものも多い。
座間市の事件では、ツイッターで自殺に関する書き込みをするなどした被害者が、白石隆浩容疑者(27)(殺人容疑などで逮捕)に「一緒に死のう」などと自宅に誘い込まれ、殺害された。9人のうち3人は15〜17歳の女子高生だった。