決定機ゼロにも西野監督「危機感はまったく感じていない」…スイス戦0―2で完敗
◆国際親善試合 スイス2―0日本(8日、スイス・ルガノ)
ロシアW杯に臨むFIFAランク61位・日本代表は8日、親善試合で同6位・スイス代表と同国・ルガノで対戦し0―2で敗れた。
前半42分にPKを決められ、後半37分に2点目を許した。
西野ジャパンは初陣から2連敗で、日本代表は5年ぶりの3連敗。
決定機はゼロに等しく、W杯本番までの強化試合は12日のパラグアイ戦(オーストリア・インスブルック)を残すのみと不安が残る現状。
決定力不足を指摘した西野朗監督(63)は泰然自若で「選手たちのコンディションは躍動感があるし、連動して攻守に高い水準のパフォーマンスは取れている。けっしてチームも私もマイナスイメージを持っていない。チームとしての危機感はまったく感じていない」と前向きだった。
アウェーで格上のスイスが相手で、テストの意味あいがあったとはいえ、W杯1次リーグ初戦コロンビア戦まで残り約10日。
チームに劇的な変化を起こせるか、指揮官の手腕にかかっている。