中3女子事故死「赤信号無視し横断」賠償金減額
秋田市仁井田本町で2012年、国道13号を徒歩で横断中の中学3年女子生徒(当時15歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、遺族が、運転していた男性を相手取り、慰謝料など約4500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、仙台高裁秋田支部であった。
山本剛史裁判長は、請求通りの支払いを命じた1審・秋田地裁判決を変更し、約400万円に減額した。
訴訟では、事故当時、女子生徒側の歩行者信号が赤だったかどうかが争点となっていた。
判決では、男性の車の前後を走行していた車の運転手の供述などから「女子生徒は赤色信号を無視して道路を横断した」と結論づけた。
遺族側の弁護士は「到底納得できない」として近く上告する方針。
1審では「女子生徒が赤信号を横断しようとしたと認めることができない」などと判断していた。
山本剛史裁判長は、請求通りの支払いを命じた1審・秋田地裁判決を変更し、約400万円に減額した。
訴訟では、事故当時、女子生徒側の歩行者信号が赤だったかどうかが争点となっていた。
判決では、男性の車の前後を走行していた車の運転手の供述などから「女子生徒は赤色信号を無視して道路を横断した」と結論づけた。
遺族側の弁護士は「到底納得できない」として近く上告する方針。
1審では「女子生徒が赤信号を横断しようとしたと認めることができない」などと判断していた。