青梅男性死亡 多額の現金持ち歩いていたか
14日未明、東京・青梅市の住宅で67歳の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された。警視庁は殺人事件として捜査している。
警視庁によると、14日午前2時前、青梅市成木の住宅から男性の声で「寝ていて起きたら音がしたので見たら男が逃げていった」と110番通報があった。
警察官がかけつけたところ、住宅のダイニングキッチンで、この家に住む無職の小川和男さん(67)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡したという。
玄関のドアノブ付近のガラスが割られていて、何者かがそこから手を入れて鍵を開け、侵入したとみられている。凶器は見つかっていないという。
近所の人などによると、小川さんはたびたび多額の現金を持ち歩いていたという。
近所の住民「私も見せてもらったからお金、1億円の(入った)アタッシェケース。見せてもらったことあるんですけど、誰もが知っているんですよねそれ」
小川さんは10年前から一人暮らしだったということで、警視庁は殺人事件として特別捜査本部を設置し、詳しく調べている。