オバマ大統領、銀座のすし店で安倍首相と夕食
オバマ米大統領が23日夜、アジア歴訪最初の訪問地として、専用機で来日した。
米大統領が国賓として来日するのは、クリントン氏以来18年ぶり。
24日の安倍首相とオバマ氏の首脳会談では、安全保障と経済両面で強固な同盟関係を確認し、日米両国がアジア太平洋地域の安定に主導的役割を果たすことを打ち出す。
環太平洋経済連携協定(TPP)の日米協議を巡り、甘利TPP相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表は23日、首脳会談を前にした大詰めの協議を東京都内で行った。
オバマ氏は到着直後の23日夜、東京・銀座のすし店で、首相との非公式の夕食会に出席し、約1時間30分にわたり、TPP問題などを協議した。
日本側から谷内正太郎国家安全保障局長と佐々江賢一郎駐米大使、米側からはスーザン・ライス大統領補佐官、キャロライン・ケネディ駐日大使が同席した。
24日に東京・元赤坂の迎賓館で行われる首脳会談では、日米同盟の強化やTPPを含めたアジア太平洋地域の日米協力などが主要な議題となる。