小池百合子知事、受動喫煙防止条例を制定を表明「罰則付きを目指す」
東京都の小池百合子知事(64)は8日、都庁で定例会見を開き、2020年の東京五輪・パラリンピックを見すえ、受動喫煙防止条例を制定することを表明した。
対象施設については3つに分類。医療施設や学校などは敷地内禁煙、官公庁や大学などは屋内禁煙、ホテルや飲食店などは原則屋内禁煙(喫煙室専用室設置可)となる。
ただ飲食店のうち30平方メートル以下のバー・スナックなどは、掲示を義務づけたうえで禁煙場所にしない。
小池氏は成立時期について「2019年にラグビーW杯が開催されるので、その前に」と話し、できるだけ早く条例案を議会に提出するとした。
また、「罰則付きを目指す」と条例を厳格化させることも明言。
罰則付きの受動喫煙対策条例は、都道府県では神奈川に続いて2例目となる。