自殺者数、未成年だけ増加…最も多いのは40代
厚生労働省と警察庁は19日、2017年の全国の自殺者数(速報値)が前年より757人少ない2万1140人となり、8年連続で減少したと発表した。
昨年1〜11月分の統計を基に同省が分析した結果では、年代別で未成年だけが増えている。
厚労省によると、年代別では40歳代が最も多い3416人(前年同期比49人減)で、50歳代3282人(同90人減)、60歳代3083人(同273人減)などの順。
未成年は前年同期に比べて29人増の516人となり、20歳代も2053人(同5人減)で減少率は鈍かった。
原因・動機別(複数計上)では、健康問題が最多の9894人(同326人減)で以下、経済・生活問題3179人(同105人減)、家庭問題2922人(同171人減)など。