「ダイヨの教育おりがみ」老舗メーカーが破産 負債総額約3億円
「ダイヨの教育おりがみ」で知られる和紙などの老舗メーカー、大与紙工(大阪市天王寺区)が大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが23日、分かった。
東京商工リサーチなどによると、負債総額は約3億円で、決定は1月31日付。
大与紙工は1891年染紙業として創業した。
少子化を背景に折り紙の需要減少が続き、1991年12月期の売上高約6億7500万円をピークに業績は縮小傾向となっていた。
近年は、老人ホーム向けの折り紙教室や米国、欧州での海外事業で需要の掘り起こしを図ったが、収益回復につながらず、経営が行き詰まった。
東京商工リサーチなどによると、負債総額は約3億円で、決定は1月31日付。
大与紙工は1891年染紙業として創業した。
少子化を背景に折り紙の需要減少が続き、1991年12月期の売上高約6億7500万円をピークに業績は縮小傾向となっていた。
近年は、老人ホーム向けの折り紙教室や米国、欧州での海外事業で需要の掘り起こしを図ったが、収益回復につながらず、経営が行き詰まった。