日本8強ならず、先制もベルギーに逆転負け
ロシアW杯決勝トーナメント第1戦の日本―ベルギーは2―3で惜敗した。
前半は0―0で終えたが、後半に入ると一気にゲームが動き出した。
同3分。柴崎のスルーパスを受けたMF原口が右足一閃。サイドネットを揺らし、先制。
さらに、同7分。MF乾が右足のミドルを鮮やかに沈め、リードを2点に広げた。
テクニカルエリアの西野朗監督は右で豪快なガッツポーズを繰り出し、大喜び。
その後もFWルカクにボールを集めるベルギーに対し、常に数的有利な状況を作り、ピンチをしのぎきっていたが、後半中盤に入ると次第にベルギーの圧力に押し込まれる。
同24分。DFフェルトンゲンの頭の折り返しがGK川島の頭上を越え、そのままネットを揺らし、1点差に。
さらに5分後の同29分には左クロスからMFフェライニに頭で押し込まれ、同点。
試合は振り出しに戻った同36分。西野監督は勝負に出る。柴崎→山口、原口→本田の2枚替え。
その後は一進一退の攻防が続き、同ロスタイム4分にカウンターからMFシャドリに決勝点を献上。
史上初の8強入りをつかみかけたが、惜しくも敗れた。