東京医大 不正合格リスト作成 毎年10〜20人の得点を加点
私大支援事業を巡り受託収賄容疑で文部科学省の前科学技術・学術政策局長佐野太容疑者(58)が逮捕された事件に絡み、前理事長らが贈賄の疑いを持たれている東京医科大で、過去に点数を操作して不正に合格させる受験生の氏名などを記したリストが作成されていたことが16日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、リストは臼井正彦前理事長(77)の指示で作られたとみられ、合格の優先度を示す「◎」「○」などの記号も書かれていた。
2次試験の小論文で毎年10〜20人の受験生の得点を加点していたといい、大学関係者の親族が含まれていた年もあった。
関係者によると、リストは臼井正彦前理事長(77)の指示で作られたとみられ、合格の優先度を示す「◎」「○」などの記号も書かれていた。
2次試験の小論文で毎年10〜20人の受験生の得点を加点していたといい、大学関係者の親族が含まれていた年もあった。