コンビニ大手のセブン−イレブン・ジャパン（本社・東京）は21日、男性店長が女性客にセクハラ行為をしていた栃木県足利市のセブン−イレブンと、フランチャイズ契約を解除したと発表した。
同社広報によると、男性本人から解約の申し出があり、今日22日午後6時をもって休業するという。
今後は地域住民の利便性も考慮し、閉店ではなく店舗再開に向け、運営形態を検討する。

同店舗のオーナーの男性店長が女性客に対し、セクハラ行為、発言をする動画が数日前にネット上に投稿された。
動画では男性がレジ横でズボンのチャックから手のひらを出し、女性器を連想させるわいせつな言葉を発するなどしていた。
店外まで追いかけたとみられる映像もあった。しかも女性客は「お金払ったから、お釣りください」と発言していた。

同社は投稿された動画を確認し、内部調査を実施。男性は投稿内容を事実と認め、深く反省したという。

SNS上では、男性からセクハラ被害を受けたという投稿が複数みられた。
アルバイトをしていた女性はセクハラ行為により、店員を辞めたという。
10年ほど前から同事案があったと訴える投稿もあった。同店舗は近隣で「変態セブン」と呼ばれていたという。

同社広報は過去の事案について「現時点で確認できていない」としたが、今後、確認作業を継続させるとした。