橋から息子落とし…助けに降りた父親が不明
栃木県日光市の鬼怒川温泉で、父親が、抱いていた息子(2)を誤って橋の上から落とし、河原へ助けに降りたまま行方不明になっている。
警察によると19日午後9時ごろ、日光市鬼怒川温泉の「ふれあい橋」で、家族で花火見物に来ていた山家竜司さん(41)が、橋の下をのぞき込んだ際、抱いていた息子(2)を誤って約10メートル下の川に落としてしまったという。
息子は河原で消防に救助され、命に別条はないということだが、さがそうと急な斜面を降りていった山家さんの行方が分からなくなっている。
当時、川は濁っていて水量も普段より多く、流れも速かったという。
警察と消防は川に転落した可能性もあるとみて捜索している。