TDL着ぐるみ訴訟で弁論 過重労働、パワハラ主張「30歳以上のばばあはいらねえ」
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でキャラクターの着ぐるみを着て、ショーなどに出演していた女性契約社員2人が、過重労働やパワーハラスメントで体調を崩したとして運営会社「オリエンタルランド」に計約755万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、千葉地裁(阪本勝裁判長)で開かれる。
訴状によると、2人のうち29歳の女性は2015年2月に雇用され、重さ10〜30キロの着ぐるみ姿でパレードやショーに出演。17年1月、腕に激痛が生じ「胸郭出口症候群」と診断され休職している。労働基準監督署は同年8月、業務との因果関係を認め労災認定した。
一方、38歳の女性は08年4月に雇用された。13年ごろから複数の上司にパワハラを受けたと主張。「死んでしまえ」「30歳以上のばばあはいらねえんだよ」などの暴言もあり、心療内科に通院することになったとしている。
この女性は取材に「ディズニーが本当に好きで我慢してきた。お客さまの笑顔のためだけに頑張れるような職場にしてほしい」と話した。
訴状によると、2人のうち29歳の女性は2015年2月に雇用され、重さ10〜30キロの着ぐるみ姿でパレードやショーに出演。17年1月、腕に激痛が生じ「胸郭出口症候群」と診断され休職している。労働基準監督署は同年8月、業務との因果関係を認め労災認定した。
一方、38歳の女性は08年4月に雇用された。13年ごろから複数の上司にパワハラを受けたと主張。「死んでしまえ」「30歳以上のばばあはいらねえんだよ」などの暴言もあり、心療内科に通院することになったとしている。
この女性は取材に「ディズニーが本当に好きで我慢してきた。お客さまの笑顔のためだけに頑張れるような職場にしてほしい」と話した。