山尾志桜里衆院議員、交際疑惑の弁護士を政策顧問に
無所属の山尾志桜里衆院議員(43)(愛知7区、当選3回)は7日、週刊誌で交際疑惑を指摘された倉持麟太郎弁護士(34)を事務所の政策顧問とする意向を固めた。近く就任する見通しだ。
憲法改正や安全保障問題などを巡り助言を受ける。山尾氏が共同通信の取材に答えた。
山尾氏は無所属のまま立憲民主党の衆院会派に所属。
国会論戦などで安倍晋三首相が提唱する憲法9条改正に対抗するため、倉持氏の能力が必要だと判断した。
民進党幹事長に内定していた今年9月、週刊文春で妻子ある倉持氏との交際疑惑を報じられ離党、10月の衆院選には無所属で立候補した。
「やましいことは一切ない」と交際疑惑を否定しながら子育て施策の充実を訴え、小選挙区で自民党前職との一騎打ちを制して3選を果たした。