土地登記“無断移転”「地面師」3人を逮捕
偽造された印鑑登録証明書などを使って横浜市の土地の登記を無断で移転しようとしたとして、いわゆる“地面師”グループの男3人が逮捕された。
偽造有印公文書行使などの疑いで逮捕されたのは、札幌市の職業不詳・大村幸弘容疑者ら男3人。
警視庁によると大村容疑者らは2013年、横浜市の男性が所有する土地について、横浜地方法務局青葉出張所に偽造された印鑑登録証明書などを提出して登記を無断で移転させようとした疑いがもたれている。
3人は他人になりすますなどして土地や建物を乗っ取る地面師グループのメンバーで、大村容疑者が所有者になりすます役をしていたとみられている。
調べに対し、大村容疑者は容疑を認めているということだが、警視庁は他の2人の認否を明らかにしていない。