２２日午前１時３５分頃、埼玉県秩父市上町の県道で、ダンプカーを運転していた男性（４７）から「路上に倒れていた女性をひいてしまった」と１１０番があった。
秩父署員が駆けつけたところ、いずれも近くに住む会社員中野恵美子さん（４８）と友人の女性（４４）が倒れており、中野さんはその場で死亡が確認された。女性は右腕の骨を折る重傷。

発表などによると、２人はダンプカーにひかれる直前に乗用車にもひかれ、この乗用車を運転していた男性（４８）はその場にとどまっていた。
現場にはこの２台以外の車のガラス片が散らばっており、同署は２人がこの２台にひかれる前に別の車１台にはねられたとみて、ひき逃げ事件として捜査している。

現場は、西武秩父駅の西約３００メートルの片側１車線の直線道路。
付近には押しボタン式の信号機が付いた横断歩道があった。２人は別の女性と計３人で帰宅途中だったという。