風疹患者1103人に、昨年の12倍…東京最多
国立感染症研究所は16日、7日までの1週間で新たに135人の風疹患者が報告され、累計で1103人になったと発表した。
1週間の報告数が100人を超えたのは5週連続。患者数は2013年に1万4344人と大流行した後、減少傾向が続いていたが、今年は昨年の93人の約12倍と大幅に増えている。
都道府県別では東京が前週から45人増えて362人と最多。次いで千葉216人(前週比20人増)、神奈川132人(同21人増)など。
関東以外では愛知61人(同5人増)、大阪26人(同2人増)、福岡17人(同1人増)が目立つ。
患者の大半は30〜40歳代の男性で、ワクチンの接種歴がないか、不明な場合が多い。妊娠初期の女性がかかると、赤ちゃんが先天性風疹症候群で難聴や白内障、心臓病などになるおそれがある。
予防にはワクチンを2回打つのが有効だが、妊娠中は接種できない。
1週間の報告数が100人を超えたのは5週連続。患者数は2013年に1万4344人と大流行した後、減少傾向が続いていたが、今年は昨年の93人の約12倍と大幅に増えている。
都道府県別では東京が前週から45人増えて362人と最多。次いで千葉216人(前週比20人増)、神奈川132人(同21人増)など。
関東以外では愛知61人(同5人増)、大阪26人(同2人増)、福岡17人(同1人増)が目立つ。
患者の大半は30〜40歳代の男性で、ワクチンの接種歴がないか、不明な場合が多い。妊娠初期の女性がかかると、赤ちゃんが先天性風疹症候群で難聴や白内障、心臓病などになるおそれがある。
予防にはワクチンを2回打つのが有効だが、妊娠中は接種できない。