風疹患者2000人超える 5年前の全国流行以来
根本匠厚生労働相は20日、閣議後の記者会見で、流行が続く風疹の今年の合計患者数が2032人となり、2000人を超えたと明らかにした。全国で流行した2012〜13年以来のこと。
根本厚労相によると、11日までの1週間に患者139人が新たに報告された。
職場での感染例も目立ち、従業員が検査や予防接種を受けやすくするよう事業者に協力を要請。「(追加の対策を)速やかに検討していきたい」と述べた。
今年は7月以降、首都圏を中心に患者が増加し全国に広がり始めた。
国のワクチン制度変更の影響で、免疫のない人が多い30〜50代の男性が中心となっている。
風疹はくしゃみやせきで感染。妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがあるが、妊婦はワクチンを接種できない。
厚労省は、妊娠を望む女性や妊婦と同居する家族に抗体検査やワクチン接種を呼び掛けている。
根本厚労相によると、11日までの1週間に患者139人が新たに報告された。
職場での感染例も目立ち、従業員が検査や予防接種を受けやすくするよう事業者に協力を要請。「(追加の対策を)速やかに検討していきたい」と述べた。
今年は7月以降、首都圏を中心に患者が増加し全国に広がり始めた。
国のワクチン制度変更の影響で、免疫のない人が多い30〜50代の男性が中心となっている。
風疹はくしゃみやせきで感染。妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがあるが、妊婦はワクチンを接種できない。
厚労省は、妊娠を望む女性や妊婦と同居する家族に抗体検査やワクチン接種を呼び掛けている。