須藤元気氏 滑り込み当選 全国で握手1万4364回 “空中戦”にも対応
立憲民主党の比例代表で当選した元格闘家の須藤元気氏(41)が投開票から一夜明けた22日、都内の事務所で取材に応じた。
日本全国を回り、一人一人と握手を交わすどぶ板戦術を展開。
田中角栄元首相の本を読んで「握手した数しか票にならない」との言葉をもとに戦略を組み立てたと語った。SNSでもこまめに発信し“空中戦”も加えた。
17日間で握手した数は1万4364回。比例最後の8議席目に滑り込んだ。
まだ対面していない枝野幸男代表からこの日、電話で「当選おめでとう」と祝福を受け「近いうちに会いに行きたい」と晴れやかな表情で語った。