NBAレジェンドのコービー氏、ヘリ墜落死…突然の悲報に世界がショック
米プロバスケットボールNBAの名門ロサンゼルス・レイカーズ一筋でプレーし、史上4位の通算3万3643得点を記録したコービー・ブライアント氏(41)が26日(日本時間27日)、事故死した。
搭乗中のヘリコプターが米ロサンゼルス近郊で墜落し、ブライアント氏と13歳の娘・ジアナさんを含む9人全員が死亡した。
あまりに突然の悲報だった。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、ブライアント氏ら9人を乗せたヘリは26日午前9時(日本時間27日午前2時)過ぎに出発し、同10時頃、直線距離で約100キロ離れたロサンゼルス西部の山に墜落。搭乗者全員の死亡が確認された。
一行はジアナさんのバスケットボールの試合に向かう途中で、当時は霧が立ちこめていたという。
グリズリーズの渡辺雄太がベンチ入りしたサンズ戦では、開始直後に同氏がつけた背番号24と8にちなんだ行動をして敬意と弔意を表した。
グリズリーズは24秒の制限時間内にシュートを打たず、サンズは制限の8秒以内に相手陣にボールを運ばなかった。
NBAでは全8試合の会場でも同じようなシーンが相次ぎ、世界中が哀悼の意をささげた。