世界最高齢101歳ランナー引退!香港で10キロ完走
世界最高齢のマラソンランナーといわれる101歳のインド系英国人、ファウジャ・シンさんが24日、香港で行われた大会で10キロマラソンを完走し、現役を引退した。
タイムは1時間32分28秒だった。
10キロロードレースの世界記録は2010年にケニア人選手が記録した26分44秒。
日本記録は佐藤敦之(中国電力)が07年に記録した28分5秒で、市民マラソンでの平均タイムは46分前後。
この大会をラストランと決めて臨んだシンさんは、白く長いあごひげをたくわえ、サフラン色のターバンを巻いて出場。
他のランナーたちから激励の声をかけられながら、最後まで自分のペースで走りきった。
1911年(明治44年)にインドで生まれたシンさんは、幼少のころは足が細く、長い距離を歩けずによくからかわれたという。
克服するためにマラソンを始めたが、47年に起きた印パ紛争に巻き込まれて中断。
家業の農業に専念せざるを得なくなった。
60年代に英国へ移住。
その後、妻や息子や娘との死別を経て、89歳のときに再び走ることを決意。
2000年にロンドンで20キロマラソンを走りきり、フルマラソン挑戦を決めた。
100歳で迎えたカナダ・トロントでの大会では、42・195キロのフルマラソンを8時間25分16秒で完走。
年齢を証明できる書類がないため、ギネスブックには認定されなかったが、フルマラソン完走の最高齢記録とみられている。
4月1日に102歳の誕生日を迎えるシンさんの健康の秘訣は、ショウガ入りのカレーと紅茶。
体力の限界による引退については「うれしくもあり、寂しくもある」と話しているが、今後も走り続けるという。
タイムは1時間32分28秒だった。
10キロロードレースの世界記録は2010年にケニア人選手が記録した26分44秒。
日本記録は佐藤敦之(中国電力)が07年に記録した28分5秒で、市民マラソンでの平均タイムは46分前後。
この大会をラストランと決めて臨んだシンさんは、白く長いあごひげをたくわえ、サフラン色のターバンを巻いて出場。
他のランナーたちから激励の声をかけられながら、最後まで自分のペースで走りきった。
1911年(明治44年)にインドで生まれたシンさんは、幼少のころは足が細く、長い距離を歩けずによくからかわれたという。
克服するためにマラソンを始めたが、47年に起きた印パ紛争に巻き込まれて中断。
家業の農業に専念せざるを得なくなった。
60年代に英国へ移住。
その後、妻や息子や娘との死別を経て、89歳のときに再び走ることを決意。
2000年にロンドンで20キロマラソンを走りきり、フルマラソン挑戦を決めた。
100歳で迎えたカナダ・トロントでの大会では、42・195キロのフルマラソンを8時間25分16秒で完走。
年齢を証明できる書類がないため、ギネスブックには認定されなかったが、フルマラソン完走の最高齢記録とみられている。
4月1日に102歳の誕生日を迎えるシンさんの健康の秘訣は、ショウガ入りのカレーと紅茶。
体力の限界による引退については「うれしくもあり、寂しくもある」と話しているが、今後も走り続けるという。