SNSでの子ども犯罪被害、過去最多に
Twitterなどをきっかけに犯罪に巻き込まれた子どもの数が、今年上半期、過去最多であったことが分かった。
警察庁によると、TwitterやLINEなどネット上の交流サイトがきっかけで事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは、今年上半期、919人にのぼり、統計を取り始めた2008年以降、最も多くなった。
児童買春や児童ポルノの被害が増加し、全体の6割近い532人だった。
携帯電話やパソコンで有害なサイトにつなげないようにする「フィルタリング」について、被害にあった子どもの9割が設定されていなかったとしている。
政府は、携帯電話会社などに対し、18歳未満の子どもが新規契約や更新をする場合、フィルタリングの設定を義務付けるよう法改正していて、来年6月までに施行する予定。