“南米のハチ公”忠犬カピタン死す、飼い主の墓に11年寄り添う
南米アルゼンチン北部ビジャ・カルロス・パスで飼い主の亡き後、11年間にわたり墓に寄り添い続けた犬が18日、老衰で死んだ。推定16歳だった。
日本のハチ公のような忠犬ぶりに、地元では銅像を建てて人々の記憶にとどめようという動きが出ている。
地元メディアによると、カピタンという名のジャーマンシェパード系の雑種の雄。
2006年3月、飼い主が亡くなった後、姿を消し、翌07年1月に墓地にすみ着いているのが発見された。
夕方6時になると毎日、飼い主の墓のそばに座って寄り添う姿は、市民の驚きと共感を呼んでいた。