飲食代返済で売春させた疑い、9人逮捕
東京・池袋にあるホストクラブの経営者ら9人が客の20歳の女性に対し、店での飲食代を返済させるため、売春させるなどしたとして、警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、池袋のホストクラブ『アメンバー』の経営者でホストの福島学容疑者(30)と、その兄で店長の槌野剛容疑者(31)ら9人です。
警視庁によりますと、福島容疑者らは去年10月から11月にかけ、福島容疑者の母親(51)の自宅に客の女性(20)を住ませたうえで売春をさせていた疑いが持たれています。
女性(20)は、ホストクラブの飲食代として125万円の借金があり、福島容疑者から『金が払えないなら、指を詰めるか売春をして返せ』と脅されたということです。
女性は2か月間で90人ほどの客を相手に売春をしていましたが、売上金はすべて福島容疑者らが取り上げていました。
女性の母親が末期がんを患い、『娘が監禁されているから助けて欲しい』と、警視庁に通報したことから、事件が発覚したということです。