中国から輸入製品の半分、米の制裁対象に
トランプ米大統領は17日、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する制裁関税の第3弾を、24日に発動すると発表した。
10%の関税を上乗せする。中国からの輸入のおよそ半分が制裁の対象となる。
実際に発動すれば中国も再び報復関税で対抗する構えで、米中両国の貿易摩擦は一段と激しくなっている。
トランプ氏は17日の声明で、進出した米企業に技術移転を迫るなど、中国による知的財産権の侵害を問題視し、「米経済の繁栄に深刻な脅威となるのは明らかだ」と指摘した。
第3弾に踏み切る理由について、「中国に不公正な貿易慣行を改めるよう求めてきたのに、拒否している」と、中国側に原因があると指摘した。
制裁関税は米通商法301条に基づく。第3弾の対象は、トイレットペーパーや家具、自転車、食品、家電など5745品目。
7月の原案では6031品目を対象としたが、米企業の声を反映し、米アップルの「アップルウォッチ」を含む腕時計型端末や自転車用ヘルメット、チャイルドシートなど約300品目を除外した。
10%の関税を上乗せする。中国からの輸入のおよそ半分が制裁の対象となる。
実際に発動すれば中国も再び報復関税で対抗する構えで、米中両国の貿易摩擦は一段と激しくなっている。
トランプ氏は17日の声明で、進出した米企業に技術移転を迫るなど、中国による知的財産権の侵害を問題視し、「米経済の繁栄に深刻な脅威となるのは明らかだ」と指摘した。
第3弾に踏み切る理由について、「中国に不公正な貿易慣行を改めるよう求めてきたのに、拒否している」と、中国側に原因があると指摘した。
制裁関税は米通商法301条に基づく。第3弾の対象は、トイレットペーパーや家具、自転車、食品、家電など5745品目。
7月の原案では6031品目を対象としたが、米企業の声を反映し、米アップルの「アップルウォッチ」を含む腕時計型端末や自転車用ヘルメット、チャイルドシートなど約300品目を除外した。