インターネットの闇サイトで銀行口座を売るとの書き込みをしたとして、警視庁立川署は、犯罪収益移転防止法違反容疑で、埼玉県狭山市根岸、朝日新聞配達員、小田貴史容疑者（２３）を逮捕した。
同署によると、「口座を３つ売った」と容疑を認めている。

逮捕容疑は１月５日午後、ネットバンキング機能付きの口座を３万円、なしの口座を２万５千円で売ろうとして、インターネット掲示板「ザ・闇の職業安定所」に「（口）座対面取引いたします」などと書き込んだとしている。

ネットオークションの詐欺事件で使われたとして、兵庫県警が昨年１０月に小田容疑者の別の口座を凍結しており、同署は小田容疑者が口座の転売を繰り返していたとみている。