有名タレント広告塔、6時間以上も勧誘 京都のジェムケリーに業務停止命令
宝飾品販売業者「ジェムケリー」(京都市)が目的を告げずに店や展示会に客を誘い、執拗に宝石購入の勧誘をしたなどとして、消費者庁は18日、特定商取引法(勧誘目的不明示など)に基づき、訪問販売事業について6カ月間の業務停止を命じた。
消費者庁によると、同社は広告に有名タレントを使って、抽選でアクセサリーが当たるキャンペーンを実施。
「応募者全員への無料プレゼントを渡すので店に来てほしい」などと電話で誘い、宝石などの購入を勧めた。
「買う気はない」と断られても、値下げ額を示したり、6時間以上も勧誘を続けたりすることがあった。
消費生活センターなどには2009年4月から今月までに、同社に関する相談が約300件あった。
相談者の約8割が20代で、3分の2が女性だった。
ジェムケリーは「処分を真摯に受け止めて反省しおわび申し上げる」とし、18日付で訪問販売事業から撤退したことを明らかにした。
同社の11年度の売り上げは約27億6千万円で、8割を訪問販売事業が占めていた。
消費者庁によると、同社は広告に有名タレントを使って、抽選でアクセサリーが当たるキャンペーンを実施。
「応募者全員への無料プレゼントを渡すので店に来てほしい」などと電話で誘い、宝石などの購入を勧めた。
「買う気はない」と断られても、値下げ額を示したり、6時間以上も勧誘を続けたりすることがあった。
消費生活センターなどには2009年4月から今月までに、同社に関する相談が約300件あった。
相談者の約8割が20代で、3分の2が女性だった。
ジェムケリーは「処分を真摯に受け止めて反省しおわび申し上げる」とし、18日付で訪問販売事業から撤退したことを明らかにした。
同社の11年度の売り上げは約27億6千万円で、8割を訪問販売事業が占めていた。