ステージに背を向け「自撮り」パシャ B・マーズ来日公演で「マナー違反」のモデル炎上
世界的人気アーティストのブルーノ・マーズ(32)が、来日公演のステージ上から客席に向かってタオルを投げつける出来事があった。
インターネット上では、一部の観客のマナーに憤ったためではないか、と話題になっている。
客席の最前列にいた複数の女性モデルが、公演中のステージに背を向けて「自撮り」に興じる場面があったからだ。
問題視された行為は、15日にさいたまスーパーアリーナで行われたブルーノの来日公演で起きた。
最前列にいた女性モデルらが、パフォーマンスを行うブルーノを尻目に、ステージに背を向けてスマホで自撮りを始めたのだ。
その様子を自らインスタグラムで公開していたのは、雑誌「non-no」で過去に専属モデルを務めていた野崎萌香さん(28)、Jリーグ・セレッソ大阪に所属する松田陸選手の妻でモデルの七菜香さん(27)の2人だ。
そのうち、野崎さんはスマホを高く掲げて、隣の七菜香さんと共にステージに背を向けて笑顔で自撮りをする動画をアップ。
ブルーノがヒット曲「Uptown Funk」を歌っている最中にも関わらず、2人の目線はスマホの方を向いている。
また、七菜香さんが公開した動画には、ブルーノが2人に向かってタオルを投げつける様子が映っている。
この動画には、「OMG!!! I GOT THIS!!!! 」(編集部訳『マジ!ゲットしちゃった!』)と喜びを爆発させるようなテロップが付いていた。
なおこの公演では、観客のスマホ撮影は禁止されていなかったこともあり、ブルーノがタオルを投げる瞬間は、別のユーザーが違う角度でも撮影していた。
それを見ると、ブルーノはタオルを投げる直前、客席の一角を指さし、その指を下に向かって勢いよく降ろしている。
スマホを下に降ろすよう客席に訴えているようにも捉えられる一場面だ。
こうした複数の動画が出回ったことから、野崎さんと七菜香さんはネット上でたちまち「炎上状態」に。
2人のツイッターやインスタグラムには、ブルーノが自撮りに憤ってタオルを投げつけたのではと考えるユーザーから、激しい批判が相次いで寄せられている。
こうした厳しい反応を受け、2人はインスタグラムのコメント欄を非公開設定に変更している(18日夕時点)。
このように、ブルーノのファンが2人の行動を強く問題視したのには理由がある。
ブルーノが過去の公演やインタビューなどで、繰り返し公演中のスマホを止めて欲しいと訴えていたためだ。
はたして、野崎さんと七菜香さんはこうしたファンの批判にどう答えるのか。
J-CASTニュース記者は18日から20日にかけ、複数回にわたって両事務所に確認の連絡を取ったが、回答は全て「担当者が不在です」というものだった。