オスカー名優M・フリーマン謝罪 女性8人から“セクハラ”訴え
米CNNテレビなどは24日、米ハリウッド映画界を代表する俳優モーガン・フリーマン(80)から「不適切な行為」を受けたと女性8人が訴えていると報じた。
フリーマンは「不快な思いをさせた方には謝りたい。そんなつもりはなかった」と謝罪コメントを出した。
報道によると、被害を訴えたのは、フリーマンが1996年に共同設立した映画製作会社のスタッフや芸能リポーターら。
撮影現場や映画のプロモーションなどの際に「身体や服装について言及した」、「スカートをめくろうとし、下着を着けているかどうかを尋ねた」という。
フリーマンは映画「ショーシャンクの空に」「インビクタス 負けざる者たち」などに出演。
「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したほか、今年1月には米映画俳優組合から生涯功労賞が授与された。
米映画界では昨秋から業界のセクハラ体質が問題化。被害を告発する「#MeToo」運動が広がっている。