山梨県は１８日、死刑が確定したオウム真理教の松本智津夫死刑囚（６３）を名乗る人物から「私の死刑を中止にしなければサリンをまく」という趣旨のメールが県に届いたと発表した。
県や、連絡を受けた県警は悪質ないたずらとみている。

県防災危機管理課によると、メールは県のホームページから利用できる意見募集用の書式を使い、１８日午前０時１７分に着信。
「山梨県内の住宅街の施設内複数箇所にサリン噴霧装置を仕掛け、噴霧する。噴霧時間は６月２２日午後３時３４分から２４日午前３時３４分まで」などと記され、具体的な場所の記載はなかった。

県は消防、市町村にも連絡。不審物に注意するよう求めた。