自殺者8年連続減少も…他の先進国より高い水準
政府は19日午前、2018年版「自殺対策白書」を閣議決定した。
17年の自殺者数は2万1321人(前年比576人減)で、8年連続の減少となった。
人口10万人あたりの自殺者数は16・8人(同0・5人減)で、他の先進国と比べて高い水準となった。
白書には神奈川県座間市で昨年10月、9人の遺体が見つかった事件の再発防止策も盛り込まれた。
ツイッター上の自殺志願の書き込みが狙われたことを受け、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の自殺を募る書き込みの削除強化などの取り組みを紹介している。
今年3月の自殺対策強化月間に実施したSNSによる相談事業では、延べ1万129件の相談があった。
白書はSNS相談が有効とした上で「電話と文字での相談には違いがあり、指針の作成や相談の担い手の育成が重要だ」と指摘した。
17年の自殺者数は2万1321人(前年比576人減)で、8年連続の減少となった。
人口10万人あたりの自殺者数は16・8人(同0・5人減)で、他の先進国と比べて高い水準となった。
白書には神奈川県座間市で昨年10月、9人の遺体が見つかった事件の再発防止策も盛り込まれた。
ツイッター上の自殺志願の書き込みが狙われたことを受け、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の自殺を募る書き込みの削除強化などの取り組みを紹介している。
今年3月の自殺対策強化月間に実施したSNSによる相談事業では、延べ1万129件の相談があった。
白書はSNS相談が有効とした上で「電話と文字での相談には違いがあり、指針の作成や相談の担い手の育成が重要だ」と指摘した。