新幹線殺傷、22歳容疑者の鑑定留置請求へ
東海道新幹線の車内で6月、乗客3人がナタで襲われた事件で、殺人と殺人未遂の疑いで送検された無職小島一朗容疑者(22)(愛知県岡崎市)について、横浜地検小田原支部は13日にも、刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を裁判所に請求する。捜査関係者への取材で分かった。
小島容疑者は6月9日午後9時45分頃、神奈川県の新横浜駅―小田原駅間を走行中の新幹線車内で、女性2人をナタで切り付け、それぞれ全治1か月、同10日のけがを負わせて殺害しようとしたほか、制止した男性(38)をナタで殺害したとして逮捕、送検された。
神奈川県警の調べに対し、「社会を恨んでいた。誰でもいいから殺そうと思った」と供述しているが、捜査関係者によると、殺害を決意した理由や時期は曖昧な説明をしている。
小島容疑者は6月9日午後9時45分頃、神奈川県の新横浜駅―小田原駅間を走行中の新幹線車内で、女性2人をナタで切り付け、それぞれ全治1か月、同10日のけがを負わせて殺害しようとしたほか、制止した男性(38)をナタで殺害したとして逮捕、送検された。
神奈川県警の調べに対し、「社会を恨んでいた。誰でもいいから殺そうと思った」と供述しているが、捜査関係者によると、殺害を決意した理由や時期は曖昧な説明をしている。