スルガ銀株、創業家が売却へ…経営への影響排除
スルガ銀行(静岡県)の創業家が、関連企業などを通じて保有しているスルガ銀株を手放す意向であることが20日、わかった。
投資用不動産向けに不適切な融資をしていた問題を受け、管理体制を抜本的に立て直すため、創業家の経営への影響をなくす方向だ。
創業家は、関連企業などを通じて同行株の約15%を保有する。どの程度手放すかや売却先、時期は未定で、今後詰める。
売却資金は創業家関連企業が抱える債務返済などに充てる模様だ。
スルガ銀では岡野光喜前会長が7日に退任するまで、設立から120年以上、創業家である岡野家が経営トップを務めてきた。
強いリーダーシップで引っ張ってきた一方で、岡野氏は営業部の現場に深入りせず放任していた。
投資用不動産向けに不適切な融資をしていた問題を受け、管理体制を抜本的に立て直すため、創業家の経営への影響をなくす方向だ。
創業家は、関連企業などを通じて同行株の約15%を保有する。どの程度手放すかや売却先、時期は未定で、今後詰める。
売却資金は創業家関連企業が抱える債務返済などに充てる模様だ。
スルガ銀では岡野光喜前会長が7日に退任するまで、設立から120年以上、創業家である岡野家が経営トップを務めてきた。
強いリーダーシップで引っ張ってきた一方で、岡野氏は営業部の現場に深入りせず放任していた。