飲酒運転の釈明「捕まらないと思った」が多数
富山県内で飲酒運転の検挙件数と、飲酒の絡む交通事故が増えている。
今年1月から9月17日までの検挙件数は139件で前年同期より21件増え、事故は昨年1年間(75件)に迫る70件に上った。
21日から始まる「秋の全国交通安全運動」で飲酒運転の根絶が重点に掲げられていることも踏まえ、県警は取り締まりを強化する。
県警交通指導課によると、17日時点の検挙件数の内訳は、正常な運転ができない「酒酔い」が2件、「酒気帯び」が137件だった。
これらの約半数にあたる70件は交通事故を起こしたことで飲酒運転が発覚した。
検挙件数を時間帯別にみると、午後11時台〜午前3時台が58件で全体の約4割を占めた。
ただ、午後3時台〜午後6時台も26件と目立ち、日中でも飲酒運転をしているドライバーが多い状況が浮かんだ。
検挙したドライバーの釈明は、「警察に捕まらないと思った」が122人(87・8%)で最も多く、次いで「代行が見つからなかった」が12人(8・6%)、「代行の代金がもったいなかった」が3人(2・2%)などだった。
県警は、飲食前に仲間内で酒を飲まない運転手役を決める「ハンドルキーパー運動」の周知を徹底するほか、日中も小規模な検問を行うなど取り締まりの強化を図る。
同課の担当者は「飲酒運転は非常に危険な行為。事故に結びつきやすいことをもっと伝えたい」と話している。
今年1月から9月17日までの検挙件数は139件で前年同期より21件増え、事故は昨年1年間(75件)に迫る70件に上った。
21日から始まる「秋の全国交通安全運動」で飲酒運転の根絶が重点に掲げられていることも踏まえ、県警は取り締まりを強化する。
県警交通指導課によると、17日時点の検挙件数の内訳は、正常な運転ができない「酒酔い」が2件、「酒気帯び」が137件だった。
これらの約半数にあたる70件は交通事故を起こしたことで飲酒運転が発覚した。
検挙件数を時間帯別にみると、午後11時台〜午前3時台が58件で全体の約4割を占めた。
ただ、午後3時台〜午後6時台も26件と目立ち、日中でも飲酒運転をしているドライバーが多い状況が浮かんだ。
検挙したドライバーの釈明は、「警察に捕まらないと思った」が122人(87・8%)で最も多く、次いで「代行が見つからなかった」が12人(8・6%)、「代行の代金がもったいなかった」が3人(2・2%)などだった。
県警は、飲食前に仲間内で酒を飲まない運転手役を決める「ハンドルキーパー運動」の周知を徹底するほか、日中も小規模な検問を行うなど取り締まりの強化を図る。
同課の担当者は「飲酒運転は非常に危険な行為。事故に結びつきやすいことをもっと伝えたい」と話している。