片山さつき氏に文春砲、確定申告巡り口利き疑惑報道
今週発売の週刊文春が、片山さつき地方創生担当相の国税庁に対する口利き疑惑を報じることが17日、分かった。
会社経営者から100万円を受け取り、確定申告を巡り口利きをしたとの内容で、片山氏の事務所は取材に「発売前なので答えられない」としている。
同誌のインターネットサイトなどによると、経営者は税務調査を受けて税制優遇がある「青色申告」が取り消されそうになり、2015年に片山氏の私設秘書をしていた男性に働き掛けを依頼。
秘書からは文書で100万円を要求されたため指定口座に振り込み、片山氏が依頼に応じて国税庁関係者に電話をした、としている。
片山氏は国税庁を外局に持つ財務省の元官僚で、05年の衆院選で初当選した。10年に参院にくら替えし、参院当選2回。今年10月の内閣改造で初入閣した。