しわ取りで額がでこぼこに…1200万円で和解
皮膚の下に化学物質を注射し、顔のしわを取る美容医療「フィラー(充填じゅうてん剤)施術」で、額がでこぼこになるなど後遺症が残ったとして、大阪府内の女性(75)が「医療法人小国会あさひ美容外科」(大阪市)などに損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁で和解した。美容外科側が1200万円を支払う条件。1日付。
訴状によると、額のしわに悩んでいた女性は2013年4月、あさひ美容外科大阪院(大阪市北区)で、額などに充填剤「アルカミド」を注入する施術を受けた。
その後、額などが膨らむ症状が表れ、これを改善するため、さらに充填剤の注入などを受けたが、治らなかった。
女性側は今年5月に提訴し、「施術のデメリットについて説明がなかった」として慰謝料など2000万円を求めていた。
あさひ美容外科側は「事前に危険性を説明し、女性も納得していた。注入も適正だった」と反論していた。
小国会あさひ美容外科は読売新聞の取材に「誠心誠意対応した」と話した。
訴状によると、額のしわに悩んでいた女性は2013年4月、あさひ美容外科大阪院(大阪市北区)で、額などに充填剤「アルカミド」を注入する施術を受けた。
その後、額などが膨らむ症状が表れ、これを改善するため、さらに充填剤の注入などを受けたが、治らなかった。
女性側は今年5月に提訴し、「施術のデメリットについて説明がなかった」として慰謝料など2000万円を求めていた。
あさひ美容外科側は「事前に危険性を説明し、女性も納得していた。注入も適正だった」と反論していた。
小国会あさひ美容外科は読売新聞の取材に「誠心誠意対応した」と話した。